CGTN:BRICSはいかに「グローバル・サウス」の発展に新たな機会を創出するか
CGTNは、中国の4つのグローバル・イニシアティブがBRICS協力とどのように連携し、グローバル・サウスに新たな発展の機会を創出しているかを検証する記事を掲載しました。この記事では、こうした取り組みが、グローバル・サウスがより包摂的な発展を追求し、国際社会でより大きな発言力を得る上でどのように役立っているかを浮き彫りにしています。
北京、2026年9月12日 /PRNewswire/ -- 太陽光発電所が、遠隔地のコミュニティによりクリーンなエネルギーを届けています。デジタル産業プラットフォームが、国境を越えて企業を結びつけています。構想されている穀物取引所は、世界の食料安全保障の強化を目指しています。統一された声を上げることで、AIガバナンスの議論の場で、開発途上国が発言権を確保できるようになります。
これらは、単発の成功事例ではありません。これらを総合すると、BRICS協力がグローバル・サウスに具体的な機会を生み出していること、そして中国の4つの主要なグローバル・イニシアティブがいかに具体的な行動へと移されているかが示されています。
BRICSが協力20周年を迎える中、中国のXi Jinping国家主席は、インドのNarendra Modi首相の招待を受け、9月12~13日にニューデリーで開催される第18回BRICSサミットに出席します。「レジリエンス、イノベーション、協力、持続可能性の構築」をテーマとする本サミットは、グローバル・サウス諸国が、より強靱で包摂的かつ自立的な発展の道を積極的に模索する重要な局面で開催されます。
ドイツのシラー研究所の研究者、Stefan Ossenkoepper氏が指摘したように、BRICS協力の根底にある理念は、Xi Jinping氏が提唱する4つのグローバル・イニシアティブと見事に一致し、ウィンウィンの発展という新たなパラダイムを築くための強力な推進力を生み出しています。
発展を最優先に
BRICS発足以来、発展はその中核にあり続けています。
Xi Jinping氏が自ら設立を強く推進した新開発銀行(NDB)は、2025年末までに139件のプロジェクトを承認し、融資総額は約430億ドルに達しています。再生可能エネルギーや交通インフラから、手頃な価格の住宅や安全な水へのアクセスに至るまで、NDBの資金提供は、開発途上国の人々の生活を直接改善しています。
一方、「BRICS産業能力中国センター」の設立により、産業協力、技術移転、ビジネス・マッチングのための専用プラットフォームが提供されています。
インドネシアの学者、Siti Mutiah Setiawati氏は、過去5年間にわたり、「グローバル発展イニシアティブ」とBRICS協力が相互に強化し合い、国際的な議題における発展の重要性を高めるとともに、共通の願いを新興市場における具体的な成果へと結びつけてきたと指摘しました。
共通のリスクへの対応
グローバル・サウスにとって、発展と安全保障は密接に結びついています。
エネルギー、食料安全保障、気候変動といった今日の複雑な課題に直面する中、BRICS加盟国は、共通のリスクを共同で軽減するため、経済成長の枠を超えて協力を拡大しています。
2026年6月に開催されたBRICS農業大臣会合で、加盟国は食料安全保障、農産物貿易、気候変動に強い農業、イノベーションを優先課題として位置づけました。BRICS諸国は世界の農地と穀物生産のいずれも約42%を占めていることから、構想されている「BRICS穀物取引所」などの取り組みは、世界の食料サプライチェーンの安定化に寄与すると期待されています。
この協調的なアプローチは、「グローバル安全保障イニシアティブ」を体現するものであり、真の安定は発展の基盤そのものを守ることにかかっているとの認識のもと、共同、総合、協力、持続可能な安全保障観を提唱しています。
人を中心に据える
財務指標や大規模プロジェクトだけでなく、BRICSが最終的に重視しているのは人々です。
BRICSは、強固な政府間文化交流の枠組みを構築し、映画、教育、スポーツ、メディア、青少年交流の各分野で活発な交流の場を生み出しています。こうした取り組みは、文化的な隔たりを埋め、若い世代が互いに学び合えるよう後押ししています。
これは、「グローバル文明イニシアティブ」の核心、すなわち、文明の多様性を尊重し、相互学習を促進し、人々の間に永続的な絆を築くという考え方を反映しています。
グローバル・サウスの発言力を高める
BRICSは、開発途上国が成長の成果を享受できるよう支援するだけでなく、これらの国々がグローバル・ガバナンスや先端技術をめぐるルール形成に参画できるよう後押ししています。
2025年のBRICSによるAIガバナンスに関する声明は、包摂的なデジタルエコシステムを提唱し、開発途上国が受動的な技術消費者から能動的なルール策定者へと移行できるよう後押ししました。
この動きは、主権平等、多国間主義、より公平な国際秩序を提唱する中国の「グローバルガバナンスイニシアティブ(GGI)」を直接反映しています。ジャワハルラール・ネルー大学のB. R. Deepak教授は、GGIがBRICSにとって、グローバル・ガバナンス改革を推進し、国連を中心とする体制を強化して、その代表性と公平性を高めるための貴重な枠組みを提供していると指摘しました。
BRICS首脳らが第18回BRICSサミットのためニューデリーに集まる中、BRICSは、より深い協力に向けた具体的な道筋を築き続けています。こうした歩みの中で、中国の4つのグローバル・イニシアティブは、グローバル・サウス全域で新たな機会を切り拓くための明確な枠組みを提供し、より公平で包摂的な共通の未来への道を切り開いています。
SOURCE CGTN
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