大足石刻:世界石窟芸術の最後の記念碑
重慶, 中国, 2025年6月12日 /PRNewswire/ -- 中国南西部の重慶市に位置する「大足石刻」は、1999年よりユネスコ世界遺産に登録されています。75カ所の文化財保護区域に広がり、5万体以上の壮麗な仏像群が保存されています。世界八大石窟の一つに数えられる大足石刻は、9世紀から13世紀中頃にかけての世界石窟芸術の頂点を多角的に体現しており、「世界石窟芸術の最後の記念碑」と称されます。敦煌莫高窟、雲崗石窟、龍門石窟などと並び、中国石窟芸術の歴史を完結させる重要な存在です。
近年、大足では文化的な存在感を再興する取り組みが進められています。8Kドームシアターでは、千手観音の慈愛に満ちた眼差しがスクリーンいっぱいに映し出され、観客を天上世界へといざないます。舞踊劇『天下大足(永遠の故郷へ――大足石匠の物語)』では、臨場感あふれる舞台演出を通じて、石工たちの叙事詩的な物語が描かれます。さらに、近年ではビデオゲームにも大足の仏像が登場し、その造形美や物語が仮想世界の冒険に織り込まれています。千年を超えるこの聖地が、現代に力強く歩み出しています。
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