2025年SEforALLグローバル・フォーラム、クリーンエネルギー転換を加速するために9億米ドル以上を確保
ブリッジタウン(バルバドス), 2025年3月18日 /PRNewswire/ -- SEforALLグローバル・フォーラムでエネルギーアクセスの拡大とクリーンエネルギー転換を推進するために総額9億米ドルを超える画期的なコミットメントが発表されました。さらに、主要なグローバルパートナーがクリーンエネルギー投資の加速と世界規模で持続可能な開発の促進を目的としたイニシアティブを発表されました。
主要なコミットメントの内容
- DREナイジェリア基金(5億米ドル) ナイジェリア・ソブリン投資機構(NSIA)、「万人のための持続可能なエネルギー(SEforALL)」、太陽に関する国際的な同盟(ISA)、アフリカ50は、ナイジェリアにおけるミニグリッド、家庭用ソーラーシステム、商業用・産業用電力ソリューション、革新的なエネルギー貯蔵技術の開発と資金調達を目的として、5億米ドルの分散型再生可能エネルギー(DRE)基金を発表しました。
- 「ファースト・ロス・エクイティ」基金(2億5,000万米ドル) アライド・クライメート・パートナーズは、グリーンファイナンスの促進と集約を目的として、カリブ海地域を対象とする1億3,000万ドルの特別基金とともに、世界的なクリーンエネルギー投資を推進する2億5,000万米ドルの「ファースト・ロス・エクイティ」基金を立ち上げました。
- 成果連動型融資(RBF)(2,000万米ドル) 欧州連合(EU)は、シエラレオネにおけるミニグリッドおよび農村世帯への電力供給を実施するために、UNOPSおよびSEforALLと協力し、ユニバーサルエネルギーファシリティ(UEF)を通じて、2,000万米ドルのRBF資金を拠出することを確約しました。
- ZE-Gen化石燃料発電機置換(1,200万米ドル) IKEA財団は、サハラ以南のアフリカ、南アジア、インド太平洋地域において、化石燃料発電機を再生可能エネルギーによる発電機に置き換えるイニシアティブであるZE-Genに対して、1,100万ユーロ以上の拠出を確約しました。
- e-クッキングサポートおよびスケールアップ・プログラム(350-500万米ドル) 中東グリーンイニシアティブの「フォワード7 クリーンクッキング」プログラムは、グローバル電気クッキング連合(GeCCo)、モダン・エネルギー・クッキング・サービス(MECS)、UKエイドと提携し、シエラレオネにおけるクリーンクッキングの普及を加速し、同国のエネルギー転換とグリーン成長計画を支援するための資金提供を発表しました。
国家および地域レベルによるエネルギーイニシアティブの発表
- バルバドス・エネルギー転換および投資計画(ETIP)の発足:ミア・アモール・モトリー首相とリサ・カミンズ大臣を発起人として、このロードマップはSEforALLと協力し、2035年までにバルバドスがネットゼロを達成することを目指します。
- パキスタン、エネルギー転換および投資計画(ETIP)の策定計画に着手:SEforALLとパキスタン政府は、国家エネルギー転換ロードマップを策定するための新たなパートナーシップ樹立を発表しました。
- フォーミュラE、エネルギーコンパクトへの参加意向を発表:この世界的なモータースポーツシリーズは、国際連合と国連エネルギーが調整し、SEforALLが支援するエネルギーコンパクトへの参加を表明しています。
- GFANZカリブ海支部の発足:ネットゼロに向けたグラスゴー金融同盟(GFANZ)は、民間資本を動員し、現地の投資障壁に対処するために、カリブ海支部を設立しました。
- ラテンアメリカおよびカリブ海地域における公正かつ公平なエネルギー転換を促進するためのパートナーシップ:SEforALLとラテンアメリカ・エネルギー機構(OLADE)は、ラテンアメリカおよびカリブ海地域における公正かつ公平なエネルギー転換に向けた政策、規制、および関税の強化を確約しました。
- アフリカ再生可能エネルギー製造業者向け投資金融機関グループによる発表:SEforALLは、金融機関と製造業者を結びつけ、グリーンファイナンスを促進し、アフリカと東南アジアの地域における再生可能エネルギー生産を支援する新たなプラットフォームを立ち上げました。
2025年エネルギー・ヒーローズ賞の受賞者が決定
SEforALLグローバル・フォーラムで、2025年エネルギーヒーローズ賞の受賞者が発表されました。受賞者はアフリカ、アジア太平洋、ラテンアメリカ、カリブ海地域、さらに中東、北アフリカから7名です。持続可能なエネルギー分野に革新をもたらすイノベーション、クリーンエネルギー転換を加速させるための資金や技術的能力と技術の提供における功績が称えられました。
2025年の受賞者は以下の方々です。
- デボラ・ファディ氏、ベクター・エネルギー、ナイジェリア(イノベーター)
- BRILHOプログラム、モザンビーク(社会活動家)
- ビー・クール・インドネシア、インドネシア(開発者)
- ミー・パンヤール、ミャンマー(社会活動家)
- ソルズ・ホンジュラス、ホンジュラス(イノベーター)
- ジョルジ・リベラ・スタッフ氏、パナマ(社会活動家)
- ユース4サステナビリティ、アラブ首長国連邦(イノベーター)
3月12日から13日にかけてブリッジタウンで開催されたSEforALLグローバル・フォーラムは、SEforALLとバルバドス政府の共催で、70カ国以上から1,300人以上もの人たちが集まりました。
ラテンアメリカおよびカリブ海地域で初めて開催された第6回SEforALLグローバル・フォーラムの成功は、2年ごとに開催されるこの会合が、持続可能な未来に向けた協力関係の構築と行動の促進に不可欠なプラットフォームであることを示しています。
報道関係者窓口
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SEforALLについて
Sustainable Energy for Allは、UNOPSが主催する独立組織で、新興国および開発途上国におけるエネルギー転換の進展を加速させることを世界的な使命としています。当組織はエネルギー、気候、開発の交差点で活動しています。エネルギー貧困をなくし、再生可能エネルギー・ソリューションの展開を加速し、気候変動の抑制のために、世界中の政府やパートナーと協力しています。活動の詳細については、www.SEforALL.orgをご覧ください
写真:https://mma.prnewswire.com/media/2642699/SEforALL_Global_Forum.jpg
ロゴ:https://mma.prnewswire.com/media/2007953/5218609/Sustainable_Energy_for_All_Logo.jpg
SOURCE Sustainable Energy for All

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