PeproMene BioのPMB-CT01 BAFFR-CAR Tデータ、第67回ASH 2025年次総会の2つの口頭発表に採択
カリフォルニア州アーバイン、2025年11月21日 /PRNewswire/ -- 再発性・難治性(r/r)B細胞悪性腫瘍の新規治療法を開発している臨床段階のバイオテクノロジー企業、PeproMene Bio, Inc.は、現在実施中のPMB-CT01(BAFFR-CAR T)の第1相試験の抄録2件が、2025年米国血液学会(ASH)年次総会での口頭発表に採択されたと発表しました。
この抄録では、以前のCD19標的療法が無効であった患者やCD19陰性疾患を呈した患者を含む、多重治療済みのr/r B細胞急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)およびr/r B細胞非ホジキンリンパ腫(B-NHL)におけるPMB-CT01の新たな安全性および有効性プロファイルが紹介されています。第1相の用量漸増試験(NCT04690595、NCT05370430)で得られた中間結果は、BAFF-Rが、持続的な活性と低毒性を維持しながらCD19抗原回避を克服するように設計された差別化された標的であることを裏付けています。
r/r B-NHL
安全性:
PMB-CT01は、例外的に良好な忍容性プロファイルを示しました。グレード1を超えるサイトカイン放出症候群(CRS)は認められず、グレード1を超える免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群(ICANS)も報告されませんでした
有効性:
最初の7人の患者全員が、以前にCD19 CAR T療法で治療した患者とCD19陰性疾患の患者を含め、注入後1~3か月で完全奏効(CR)を達成しました。
持続性:
データカットオフ時点で、寛解は最長32か月以上(中央値17か月)にわたって継続していました。
r/r B-ALL
有効性:
登録された6人の患者のうち4人が、検出限界以下の微小残存病変(MRD-)完全寛解(CR)を達成しました。
高リスク人口:
反応を示した4人のうち3人は登録時点でCD19陰性でした。3人とも治癒を目的とした同種造血細胞移植(HCT)への移行に成功しました。
安全性:
用量制限毒性(DLT)は観察されませんでした。グレード2のCRSを経験した患者は1人だけで、グレード3のCRSは報告されていません。
「B-ALLとB-NHLの両方で、特にCD19 CAR Tの選択肢を使い果たした患者やCD19陰性疾患を呈する患者で見られる一貫した持続的な活性は、BAFF-Rが非常に効果的で安全な代替標的であることを強く裏付けています」と、PeproMene Bioの最高執行責任者(COO)であるHazel Cheng博士は述べています。「これらのデータは、PMB-CT01が再発リスクの高い疾患における重大な未充足ニーズに対処する可能性を浮き彫りにしています。」
ASH 2025口頭発表
演題タイトル:BAFFR-CAR T細胞は、r/r B細胞リンパ腫において持続的な奏効率と管理可能な毒性を示す…(BAFFR-CAR T cells demonstrate durable responses and manageable toxicities in r/r B-cell lymphomas…)
要旨:abs25-7079
日時:12月6日午後2時45分
プレゼンター:Elizabeth Budde、M.D., Ph.D.
演題タイトル:BAFFR-CAR T細胞は、r/r B細胞性ALL患者において有望な安全性と抗白血病効果を示す…(BAFFR-CAR T cells show promising safety and anti-leukemia efficacy in r/r B-cell ALL patients…
要旨:abs25-2035
日時:12月8日 11:00午前
プレゼンター:Ibrahim Aldoss、M.D.
(日付/時刻はプレースホルダーです。)
PMB-CT01について
PMB-CT01は、BAFF-Rを標的とした、クラス初の自己CAR T細胞療法です。BAFF-RはほぼB細胞のみに発現しており、B細胞の生存に不可欠であり、抗原消失の回避の可能性を低減します。PMB-CT01は、r/r B-NHLおよびr/r B-ALLを対象とした第1相試験で評価されています。
将来の見通しに関する記述
このプレス・リリースには、臨床開発、規制結果、治療の可能性、および商品化に関連するリスクなど、リスクと不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれています。PeproMene Bioは、法律で義務付けられている場合を除き、将来の見通しに関する記述を更新する義務を負いません。
メディア/投資家問い合わせ先:
Hazel Cheng、Ph.D.
PeproMene Bio, Inc.
[email protected]
ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/1972356/Pepromene_Bio_Inc__Logo.jpg
SOURCE PeproMene Bio, Inc.
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