Xinhua Silk Road:上海、変革的な取り組みで国際海運センター建設を強化
北京、2025年10月22日 /PRNewswire/ -- 上海は国際海運センターを目指す取り組みを着実に進め、変革的な開発努力を通じてシンガポールやロンドンとの差を縮めています。
2025年北外灘フォーラム(2025 North Bund Forum)が日曜日に開幕し、世界中の海運の専門家が集結したことで、中国東部のこの大都市は、拡大するハイエンド海運サービスと強化されたグローバルな連携により、再び注目を集めています。
「古い埠頭」から「海運企業の本社拠点」へと変貌を遂げた北外灘は、ハイエンド海運サービス産業チェーンの構築で新たな一歩を踏み出しました。
2024年末までに、北外灘海運サービスクラスターには4,600社以上の関連企業が集積しました。
近年、上海は非公式仲裁と制度的仲裁の並行発展も推進しています。
5月には北外灘国際法律服務港(North Bund International Legal Service Port)が発足しました。現地の海事仲裁機関とのサービス統合・連携を通じ、海運法務サービスにおける全サイクルのエコシステムが形成されつつあります。
金融サービス分野では、中国最大のP&I保険会社であるChina Shipowners Mutual Assurance Association(CSA)が2017年に北外灘へ移転しました。
過去2年間で、CMA CGMやAlberta Shipmanagement Ltd.を含む欧州の伝統的な主流海運事業者がCSAに加盟し、同協会が世界海運市場で影響力を増していることを反映しています。
7月、China Classification Societyは上海での国際船舶検査事業の運営を開始すると発表しました。
Shanghai Maritime UniversityのSong Baoru党委書記は、第14次5年計画期間(2021~2025年)において、上海国際海運センターの建設が基礎的な完成から総合的な完成へと移行したと述べました。
海運関連の金融、法律、仲裁などの高付加価値サービスの集積とイノベーション・メカニズムの確立に伴い、上海の国際海運サービスはさらに向上する見込みです。
今年に入り、上海はフランスのハロパ港と姉妹港関係を締結し、ロサンゼルス港との友好関係を深化させ、世界のパートナーとの双方向協力を加速させています。
International Maritime Organizationと地方政府との初の覚書締結に加え、CSAのInternational Chamber of Shipping(ICS)加盟、ICS上海代表事務所の開設、世界各港との連携強化は、上海と世界海運業界の緊密な連携とグリーン協力の深化を示しています。
原文リンク:https://en.imsilkroad.com/p/347990.html
SOURCE Xinhua Silk Road

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