- 2025年、カナダ農家は3,660万トンの小麦を生産し、その大半が1級または2級に格付けされました。
- プレーリー地帯では生育条件にばらつきがあったものの、真夏に降った適時の降雨により平均を上回る収量が支えられました。東部カナダでは、冬小麦の生育期を通じて好天に恵まれ、高い収量と良好な品質が得られました。
- 小麦のタンパク質含有量は平均並みでした。
- 2025年産全等級において良好な容積重量が確認され、西部地域の各コンポジットの千粒重は全品種で平均を上回りました。
今年、Cereals Canadaは新穀物(New Crop)アウトリーチ活動の一環として、2024年に82億ドル相当のカナダ産小麦を購入した29か国と連携します。同団体は、バリュー・チェーン関係者、生産者代表、Canadian Grain Commission(CGC)と共に、11月18日と19日に開催される2回の顧客向けウェビナーで、2025年産小麦の技術データを発表する予定です。
Cereals Canadaは、従来はカナダ西部産小麦のみを対象としていた収穫評価プログラム(Harvest Assessment Program)を通じて、2025年新小麦作柄報告(2025 New Wheat Crop Report)のデータを生成しました。今年、同団体はGrain Farmers of Ontarioとの提携により、東部産小麦の品種の評価を初めて実施しました。
「今年はCereals Canadaにとって画期的な年でした」と、技術サービス担当副社長のElaine Sopiwnykは述べています。「全国から集めた小麦を分析する機会を得たことで、技術チームの専門性が広がり、今年の新小麦作柄報告(New Wheat Crop Report)の作成プロセスが効率化されました。」
新小麦作柄報告(New Wheat Crop Report)は、CGC、バリュー・チェーン関係者、および州別生産者委員会との連携のもと、毎年作成、発表されています。収穫期を通じて、Cereals Canadaは輸出業者およびGrain Farmers of Ontarioと連携し、アルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州、オンタリオ州からCanada Western Red Spring(CWRS)、Canada Western Amber Durum(CWAD)、Canada Eastern Soft Red Winter(CESRW)、および仕様別小麦の代表的なサンプルを収集しました。
カナダの2025年新小麦作柄報告(2025 New Wheat Crop Report)のダウンロードはcerealscanada.ca/2025-new-crop-report/から可能です。
Cereals Canada について:Cereals Canadaは、カナダ産穀物バリュー・チェーンを代表する全国的な非営利の業界団体です。当社は関係を大切にしており、政府や関係者と協力しながら、適時に専門的な技術情報を提供し、またクラス最高のカスタマー・エクスペリエンスを提供します。貿易、科学、および持続可能性を重視し、農家、輸出業者、開発業者、加工業者、そして世界中のお客様を含むカナダの穀物バリュー・チェーンを支援することに専念しています。
詳細については、下記までお問い合わせください。Ellen Pruden、コミュニケーションおよびバリュー・チェーン担当副社長、メール:[email protected]、電話番号:204-479-0166
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SOURCE Cereals Canada
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